物が見えない・見えにくいなどが視力障害ですが、360度見えるはずの視野が欠けたり、狭くなってきたものを視野障害、 物が2重に見えるものを眼球運動障害といいます。眼科・脳神経外科・神経内科などの病気があります。
カメラにたとえると、レンズが故障したのかとフィルムが故障したのかという違いがあります。 めがねなどのレンズを合わせることで見えるようになる場合やレンズが濁ったりする場合は眼球(つまり眼科)の病気です。 フィルムがいたんで写らなくなった場合は神経の病気で、視野障害を伴うことが多いようです。
視神経はいったん障害されると治療を行っても回復しにくい神経です。視野障害を伴う視力障害は早急に検査・治療が必要です。
物が2重に見えるという症状には眼球の乱視でも起こりますが、乱視の場合は片目でみても2重に見えます。 片目ではなくて、両目で見たときに2重に見える場合は左右の眼球を動かす神経の障害であることがあり、脳外科・神経内科の病気です。
突然片方のまぶたが垂れてきて物が2重に見えるときは、脳動脈瘤の症状であることがあります。直ちに専門医の診察が必要です。
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